学研堀止教室のブログ          

学びや子育てなどについてのブログです

発達障害・学習障害などのこと

不登校など、学校になじめないお子さまをお持ちの

お母さま

お気軽にご相談ください。

「話す」は「離す」

相談することで重荷が半分になることもありますよ

 

 

さて、今回から発達障害学習障害・グレーゾーンなどについて

言葉の定義等をお伝えしていきたいと思います。

ただ、あくまで一般的なお話しであり、必要に応じて専門医などの

受診等を行ってください。

 

社会不安障害(SAD)】

 

ある特定の状況や、人前で何かをするときに緊張感が高まって

 

不安や恐怖を感じ、次第にそのような場面を避けるようになること。

 

発症年齢の多くは10代半ばから20代前半で、

 

現在日本では約300万人以上いると言われている。

 

症状例としては、赤面恐怖症・発汗恐怖症・対人恐怖症などがある。

 

主な原因としては、脳内の情報伝達信号の乱れ

(不安を感じる状況に対し、健康な人よりも脳の反応が過敏になっている)、

 

不安を感じやすい性格傾向等がある。

 

また、強い不安感・緊張感を持ちながら社会生活を続けていくと、

 

不安感や緊張感が生じる場面を避けるようになっていき、

 

最終的にひきこもりになったり社会生活に大きな支障が出てくる可能性があるため、

 

早めに医療機関での適切な治療を受けることが望ましい。

 

主な治療方法は、薬の服用とカウンセリング等の精神療法がある。

 

アスペルガー症候群

 

アスペルガー症候群は、広い意味での「自閉症」のひとつのタイプである。

 

最初に症例を報告したハンス・アスペルガーという

 

オーストリアの小児科医の名前にちなんでつけられた。

 

アスペルガー症候群は、自閉症の3つの特徴のうち

 

「対人関係の障害」と「パターン化した興味や活動」

 

の2つの特徴を有し、コミュニケーションの

 

目立った障害がないとされている障害である。

 

言葉の発達の遅れがないというところが自閉症と違うところで、

 

知的発達に遅れのある人はほとんどいない。

 

アスペルガー症候群の人々には、

 

「表情や身振り、声の抑揚、姿勢などが独特」「親しい友人関係を築けない」

 

「慣習的な暗黙のルールが分からない」

 

「会話で、冗談や比喩・皮肉が分からない」

 

「興味の対象が独特で変わっている(特殊な物の収集癖があるなど)」

 

といった特徴がある。

 

このほかにも、身体の使い方がぎこちなく

 

「不器用」な場合が多くみられたりもする。

 

アスペルガー症候群の子どもは、言語や知能の発達に遅れがないため、

 

これまで幼児期に気づかれることがあまりなかったが、

 

近年では幼児期にみられる特徴が少しずつわかってきた。

 

「ひとり遊びを好む」「同じ遊びを繰り返す傾向が強い」

 

「行動がパターン化し融通がきかない」などである。

 

保育園や幼稚園では「他の子どもにあまり関心がない」

 

「集団で遊ばない」などの特徴がみられる。

 

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