学研堀止教室のブログ          

学びや子育てなどについてのブログです

発達障害・学習障害などのこと④

前回の続きです。

 

コロナ禍までは普通に学校に行けていたお子さまが、

 

急に学校に行けなくなった、というお話も最近は耳にします。

 

あせらずに、周りに相談しながら

 

一人で抱え込まないでほしいと思います。

 

今はたくさん選択肢があります。

 

以下はご参考に。

 

あくまで一般論です。

必要であれば医師や専門家の指導を仰いでください。

 

 

・ひきこもり状態の本人に対してのタブーとなる言動

 

・同世代の活躍している人たちの話(他人と比べること)

 

例えば、「〇〇君はどこどこの会社に就職  した」、

 

や「△△さんは結婚した」、など。

 

・将来の話。例えば、「目標を持って、もっと頑張れ」や、

 

「今のままではだめ、もっとしっかりしなさい」等

 

未来=不安でもあるなかで、将来のことを考えさせるような話はタブー。

 

・議論や理詰めで追い詰めていく行為

 

ひきこもりは悪い、、

 

または正しくないことは本人もわかっている場合が多く、

 

理屈ではわかっていてもそのような行為は反発を招く。

 

 

・重度の精神疾患のひきこもりのケースにはどのように対応すべきか

 

まず第一に、ひきこもりの人に対して良き理解者たることを心掛けること。

 

そして、本人を支援するためには家族自身がリラックスし、

 

自分たちの生活を楽しむことが大切である。

 

家族がゆとりを持つことで、家の中の緊張がゆるみ、

 

本人も少しずつ楽になっていける。

 

精神疾患が重度である場合の対応は、

 

一般的に医療機関の手助けが必要になるが、

 

本人が受診することを拒む、いきなり医療機関に行くには

 

抵抗があるといった場合もありえる。

 

そういった場合は、まず保健所や精神保健福祉センター

 

相談をしてみるとよい。

 

本人が相談に行くことが難しい場合には

 

家族だけでも相談してみることである。

 

心配事を自分たちだけで抱えている負担は大変大きいものであり、

 

まずは話してみるだけでも気持ちが少し楽になることがある。

 

外部専門家の協力を得ながら、

 

具体的な治療方針を決めていくのがよいであろう。

 

また、医療機関で治療する場合は「外来治療」と

 

「入院治療」の選択から始める。

 

基本的には外来治療が一般的であるが、

 

本人が望んだり、日常生活を送ることが困難であったり、

 

服薬等に関して約束が守れないなどのケースでは入院が必要とされる。

 

通院・入院ともにそれぞれの長所、短所があるため、

 

ケースによって使い分けることが望まれる。

 

ただ、医療だけで全てよくなるというわけではなく、

 

その後も本人の状況や特性を踏まえた様々な支援が必要となる。

 

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   (ひきこもり支援相談士・児童発達支援士
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