学研堀止教室のブログ          

学びや子育てなどについてのブログです

大切なこと

「認知能力+非認知能力=生きる力」

でおなじみ、学研教室です。

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いつもご覧いただきありがとうございます。

 

人が生きていくにあたって、

 

一番大切なことは何でしょう??

 

 答えは一つではないかもわかりませんが、

 

 「自己肯定感」

 

が最も大切なことのひとつであることは

 

間違いないと思います。

 

 自己肯定感とは、

 「自分は大切な人間である」

 

「自分は生きている価値がある」

 

 「自分は必要とされている」

 

 といった気持ちをいいます。

 

 どんなに勉強ができても、

 

 お金を持っていても、

 

 一流といわれる会社に勤めていたとしても、

 

 自己肯定感が低いと苦しい人生になります。

 

 また、逆に、学歴がなくても

 

 そんなにお金がなくても、

 

 自己肯定感が高い人は幸せを感じることができます。

 

 この、何より大切な自己肯定感が、日本の子どもたちは

 

 決して高くないことがわかっています。

 

 「自分はダメな人間だと思いますか?」

 

 との質問に、

 

 日本の中学生は56%が「そう思う」と答えているのです。

 

 ちなみにアメリカでは14.2%だそうです。

 

 確かに、国民性の違いや文化の違いもあるでしょう。

 

 とはいえ日本の子どもたちの自己肯定感の低さは深刻です。

 

 自分に自信を持てない子どもが、

 

どうして自分の人生を主体的に

 

 生きていくことができるでしょうか。

 

 全ての土台は自己肯定感にあります。

 

 日本人の自己肯定感の低さの原因には

 

様々な要因が考えられるでしょうが、

 

 今の日本の社会の中にその要因があり、

 

それを改善していくと同時に、

 

 自己肯定感を高めていく教育を行っていくことが大切と考えます。

 

学研の教材には、

 

自己肯定感を高める工夫がちりばめられています。

 

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学力の三層構造

「認知能力+非認知能力=生きる力」

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陰山先生曰く、

 

 学力というのは三層構造でつくられるとのこと。

 

 まず、底辺に健全な生活習慣があります。

 

 その上に読み書き計算や基礎基本の学習。

 

 そしてその上に応用などの多様な学習が成り立ちます。

 

 ですので、底辺(土台)がないのにいきなり一番上に

 

 飛びつけば、余計に学力低下や悪循環を引き起こします。

 

 スポーツでも、例えば、

 

 キャッチボールができないのに、野球の試合に出ても・・・

 

 といったところでしょうか。

 

 私が感じる風潮として、教育に限らず何か問題が起これば、

 

 誰か(何か)を悪者にして、対処療法的に解決しようとしますよね。

 

 そうではなく、根本的なところにメスを入れ、

 

大きな視野を持って解決に

 

 あたらないとダメなんじゃないかなと思うのです。

 

 1.健全な生活習慣

 

 2.読み書き計算などの基礎

 

 3.応用発展

 

 勉強だけではなく、いろんなことに共通する原則だと思います。

 (参考図書 陰山 英雄 「学力はこうして伸ばす」)

 

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本を読むためには??

「認知能力+非認知能力=生きる力」

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言語能力の育成に、読書は書かせない要素です。

 

 しかしながら、

 

テレビやゲームなどに囲まれた今の子どもたちは

 

 ほとんど本を読まないようです。

 

 本を読むのがなぜイヤなのかをたずねると、

 

 「知らない言葉が出てくるから」

 

 というのが一番多い理由だそうです。

 

 「学力はこうして伸ばす」の著書である

 

 陰山 英雄先生は、子どもたちに常に辞書を

 

 引かせていたとのこと。

 

 そして調べた言葉は

 

「言葉ノート」に書かせていたそうです。

 

 小学校1年生くらいだと、まだ遊びと学習の区別がないので、

 

 どんどん辞書を引かせて楽しみながら学ばせてあげるのも

 

 いいですね。

 

 辞書をひくことと、

 

漢字や熟語を知ることで文章のパーツとなる

 

 言葉を判断する力は高まっていきます。

 

 また、書く力を伸ばすためには、

 

 「とにかくたくさん書かせる」ことです。

 

 機会があるごとに、様々な思いや気持ち、

 

 学習したことを書かせましょう。

 

 子どもは作文というと、良い文章を書かなければ、

 

 という意識が強くなりなかなか書けません。

 

 しかし、量を書かせることでその意識が薄れ、

 

 自分の思いをどんどん言葉にできるのです。

 

 そして、たくさん書くことで文章への抵抗がなくなったら

 

 次の段階は「良い文章を書く」です。

 

 これにはやはり良い文章に触れるのがベストかと思います。

 

 そのために役に立ってくれるのが新聞のコラムや社説です。

 

 書き写しや音読がおすすめです。

 

 社説やコラムなどは、

 

選り抜きの文筆家が書いているため、

 

 その文章を書き写したり音読することは、

 

 良い文章の感覚を磨く最も効果的な方法です。

 

 「習うより慣れろ」

 

 どんどんとやらせてあげてみてくださいね。

 (参考図書 陰山 英雄 「学力はこうして伸ばす」)

 

 

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読解力とは

「認知能力+非認知能力=生きる力」

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 さて、今回は「読解力」をテーマにしたいと思います。

 

子どもたちの読解力の低下がさけばれて久しいですが、

 

私の感覚では、子どもに限らず

 

大人でもそれを感じる時があります。

 

 では、その読解力とは何を指して言うのでしょうか。

 

読解力というのは、いくつかの言語能力の総合であり、

 

次の3つに分かれます。

 

 一つ目は「知っている言葉の数」。

 

言葉そのものもさることながら、生活体験から得られる

 

言葉が重要です。

 

例えば、お買い物に行って「おつり」が何をさすのか、

 

など、生活にねざした言葉ですね。

 

 二つ目は「構文」の問題。

 

日本語は、述語が最後にくる言語です。

 

ですから、本来話は最後まで言わなければ伝わらないはずですね。

 

でも、たいていの場合、単語で済ませてしまうのです。

 

「お茶をください」

 

 

「お茶」

 

といった具合です。

 

これでは文章が作れないのもうなずけますね。

 

 三つめは「考えて話す経験の量」です。

 

言いたいことをうまく伝えるためには、

 

無駄を省き、ポイントを絞ることが大切です。

 

大人が先回りして、子どもの話をさえぎってしまったり、

 

わかるまで丁寧に聞いてもらえるといった経験ばかり

 

していると・・・結果はもうおわかりですね。

 

お母さんも忙しいなかでの生活です。

 

無理もないとは思いますが、せめて夕食の時間くらいは

 

テレビを消して、スマホを置いて、今日あった子どもの

 

お話をじっくりと聴いてあげる時間にしませんか?

 

しっかり話し合う訓練の時間にしてあげてください。

 

 学校の成績以前に、コミュニケーションがとれないと、

 

社会に出てから困るのはお子さんです。

 

挨拶などの基本的なコミュニケーションができないと、

 

それだけで随分と損をします。

 

(参考図書 陰山 英雄 「学力はこうして伸ばす」)

 

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目標設定の考え方

「認知能力+非認知能力=生きる力」

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今回は、目標設定に関しての一つの考え方を

 

述べてみたいと思います。

(受験や勉強に絞っていますが、他の分野でも同じです)

 

目標設定(例えば志望校)の多くのパターンは、

 

今の学力(実力)からゴール(目標校)を

 

決める(決めさせる)ことが多いですが、

 

それはやめたほうがいいです。

  

あくまでも自分が行きたい学校や、

 

やりたいことに照準を合わせて

 

目標を決めましょう。

 

 さらに言うと、目的(何のため?)がはっきりしていると、

 

ベストです。

 

目的は、モチベーションの源になりますから。

 

(このあたりの方法は、原田メソッドとの相性がいいです。

 

大谷選手で有名になった「マンダラチャート」を使います)

  

今、もし自分の能力(ちから)を

 

「こんなもの」と低目に捉えてしまっているなら、

 

まずはその意識の壁を越えるところから始めましょう。

  

そのために、例えば苦手科目があれば、

 

その科目の苦手単元の簡単な基本問題から始めて、

 

「やればできるんだ」

 

(実際に、基礎から繰り返せば出来るようになります)

 

という自信を潜在意識レベルにまで

 

植え付けてやることが大切になってきます。

  

人間には恒常性維持機能(ホメオスタシス)があります。

 

例えば,

 

テストでいつも60点位の子は、60点位の点数に

 

落ち着かそうとする力が働きます。

 

しかし,

 

段階を追っていけば、その壁を破る事は可能です。

  

また、常に肯定的な言葉を自分に投げかけて、

 

自分の自己評価を高めてあげることも重要です。

  

もちろんご家族の協力も大切です。

 

もし志望校が決まっているのであれば、

 

その学校に実際に足を運んで、

 

自分がその学校で学生生活を送っている所を

 

イメージしてみるのもいいかもわかりませんね。

 

臨場感のあるイメージは実現し易いもの。

  

また、目標設定シートなどを自分で作ってみる、

 

あるいは

 

普通のノートでも十分です。

 

やりたいこと、目標を書き出していってみましょう。

 

「私は○○高校に合格出来る実力をつけている最中だ」

 

「私は今△△大学合格に向かっている」等、

 

現在進行形の形で記入してみるのも一つの方法です。

 

ポイントは「現在進行形で記入する」ということです。

 

実際に、少しずつでも近づいてる訳ですから、

 

ウソではないので潜在意識も受け入れやすいのです。

  

また、人によって考え方は違うと思いますが、

 

自分の目標は

 

基本的には人に言わないほうがいいと思います。

  

目標意識の低い、あるいは無いような人たちであれば、

 

「そんなの無理」とか「やめとけよ」

 

などと言う可能性が高いからです。

 

 下手をすると、

 

学校の先生までが「お前には無理だ」

 

と言うこともありえます。

  

でも、それは一体誰が決めるのでしょうか?

 

人の可能性は誰にも決められません。

 

少なくとも自分の限界は自分では決めないことです。

 

語るなら、前向きに目標を語れる相手と。

  

たとえ道は遠くても、

 

今出来ることを少しずつ着実にこなしていけば、

 

大きな成果が得られます。

 

あせらず、しかし着実に。

 

「千里の道も一歩から」

 

その努力は、あなたの一生の無形の宝となります。

 

 

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自分の仕事をやっている子は、学力が伸びる

「認知能力+非認知能力=生きる力」

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ご家庭で、自分の「仕事」を

 

きちんとやっている子は学力が伸びます。

 

あるベテラン先生が、自分が担当する学級の

 

子供たちには、次のように指導すると話してくれました。

 

『家で何か一つ、責任を持って仕事をすること』

 

同時に、先生は、お母さんたちにも協力を求めます。

 

『子供たちが、一つの仕事に関して

 

プロになるようにしてあげて下さい。』

 

「お手伝い」という言葉ではなく、その先生は、

 

「自分の仕事」という言葉を使います。

 

「子供だとはいっても、 家族の一員として

 

当然に果たすべき役割があるはず」

 

と先生はおっしゃいます。

 

学力を高めるための三つの効果

 

資料を調べてみると、共通点がありました。

 

ご家庭で、何か一つの「仕事」を

 

 責任を持ってやっている子は学力が伸びていくようです。

 

最初は、それほどの成績でなくても、

 

だんだんと学力がついてきます。

 

 その効果は大きく3つに分けて考えられます。

 

原因1:

一つの「仕事」を、きちんとできるようになると

「子どもの自信」がつく。

 

  小学1年生で、「お風呂洗いの仕事」を

 

とてもがんばって「プロ」になった子がいました。

 

 そのきっかけは、生活科の

 

「家の仕事に挑戦」という単元でした。

 

生まれて初めてお風呂を洗ったときに、

 

家族のみんなから褒められて、とてもうれしかったようです。

 

 その後も、おばあちゃんが

 

「○○ちゃんの洗ったお風呂はとても気持ちがいいね」と

 

褒め続けてくれました。

 

そこで、その子はとても自信がつきました。

 

寒い冬もしっかりがんばりました。

 

勉強もバリバリがんばりました。

 

宿題以外にも自主的に勉強するようになりました。

 

「自分にはお風呂洗いができる!

 

それが家族みんなの役にたっている」

 

仕事がきっかけとなって、

 

その子の心に大きな自信とエネルギーが生まれました。

 

原因2: 「仕事」をすると、 「子どもの集中力と注意力」が増す。

 

  何か一つの「仕事」をするということは、

 

お子さまにとっていつものように楽しく遊ぶこととは

 

違った感覚を経験することも意味します。

 

何かの「仕事」は、お子さまに

 

「新たな緊張感」をもたらしてくれます。

 

しかも、それは、 どちらかというと爽快な感覚なのです。

 

学校での、お昼ごはん。

 

給食のときの風景はどんなものだと思われますか?

 

お子さまたちが、みんなで手分けして給食を配ります。

 

慣れない手つき。

 

  お玉を使って、お鍋から食器へとおかずを盛っていきます・・・ 。

 

 その時の、お子さまの様子を想像してみてください。

 

  大切な給食をこぼしてはいけないので、

 

ものすごく真剣な表情です。

 

こういう様子は、放課後の遊びでは

 

決して見ることはできません。

 

ご家庭での「仕事」の内容は

 

堅苦しく考えなくても大丈夫です。

 

気軽に決めればいいのです。

 

 お風呂洗いでも、食器洗いでも、構いません。

 

洗濯物をたたむことも良いでしょうし、

 

玄関の掃除も効果的です。

 

少し大きくなればトイレ掃除もいいですね。

 

これらの「仕事」をする時、子どもたちの心には

 

「遊び」とは違った感覚が生まれます。

 

 緊張感と、集中力と、注意力。

 

  毎日、そのような経験を重ねている子。

 

特に何も「仕事」をしないでゆっくりと過ごしている子。

 

日常生活で態度が違ってくるのは当然なことだといえるでしょう。

 

ご家庭での「仕事」を通じて、 身につけた集中力と注意力。

 

これらが、学校生活も含めた生活の中で

 

自然に発揮されるのです。

 

 もちろん、授業中にも集中できます。

 

 ご家庭で、宿題をやるときも注意深く取り組むでしょう。

 

学校で、テストを受けるときも集中力と注意力が発揮されます。

 

「仕事をもっている子」は、集中力が養成されているので

 

友達や先生の話をしっかり聞くこともできます。

 

 また、注意力も育成されているので、

 

教科書やテストの問題を、しっかり読み取ることができます。

 

 したがって、学校のテストでも

 

「うっかりミス」は少なくなっていきます。

 

 「家庭での仕事」と「学校での勉強」

 

ちょっと考えるだけでは、無関係のように思われます。

 

でも、大勢の子供たちを対象にした統計によると、

 

きちんとした相関関係があるのです。

 

原因3: セルフコントロールの力がつく。

 

ご家庭での「仕事」を、毎日責任を持ってやり続けることで、

 

セルフコントロールの力がつきます。

 

  仕事を任されれば、嫌なときや気分が乗らないときでも、

 

ご家族のために、なんとか「がんばろう!」

 

という気持ちが湧き起こってきます。

 

 そういった経験を重ねていくと、

 

 自分の感情や気分を、しっかりと

 

 コントロールする力が身につきます。

 

  セルフコントロールの力は、

 

日常生活も、学校生活もグレードアップさせます。

 

  そういう子は、5時間目の授業でも

 

しっかりとがんばることができます。

 

算数の授業でも、計算ミスが少なくて、

 

ちょっと疲れていても途中で投げ出したりしません。

 

ご家庭での「仕事」に取り組むときと

 

まったく同じように、粘り強く

 

最後までやり遂げることができるのです。

 

 学力を伸ばし、自信をつけるためには、

 

勉強も大切ですが、 もうひとつ、 大切にしてほしいことがあります。

 

  それが、 セルフコントロールの力の育成です。

 

勉強だけに偏った生活を送るのではなく、

 

お子さまの人生にとって大切な、

 

土台になる人間性人間力を育ててあげてください。

 

将来にわたって、 非常に大きな効果が期待できます。

 

 セルフコントロールの鍛練も兼ねて、

 

 子どもたちに毎日の生活の中で

 

責任を持たせてあげませんか。

 

 子どもたちに果たすべき「仕事」を用意してあげるのです。

 

お子さまには、むずかしいことを

 

担当してもらう必要はありません。

 

  ちょっとしたことを、続けられるように

 

準備してあげるだけです。

 

そうすれば、お子さまは

 

何か困難なことが起こっても、自分の夢に向かって

 

セルフコントロールできるようになっていきます。

 

お子さまがご家庭で「仕事」を持つことには、

 

 以上のようにとても大きな 3つの効果があるのです。

 

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子供の頃の「熱中体験」が とても大切。その二つの理由とは?

「認知能力+非認知能力=生きる力」

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つぎのようなご質問を、ときどき伺います。

 

私の息子は、4歳になります。

 

ウルトラマンゴジラの本が大好きです。

 

でも、読み聞かせの絵本には見向きもしません。

 

一応、ウルトラマンの本(本といっても怪獣図鑑)も

 

読んであげています。

 

でも、母親としては、もう少し

 

道徳的な本も読んであげたいな・・と思っています。

 

どうすればうまく読み聞かせできるでしょうか?

 

あなたのお知り合いの中にも、 同じような悩みをお持ちのかたが

 

いらっしゃるかもしれませんので、 一緒に考えてみたいと思います。

 

自動車の本しか見ないとか・・・

 

昆虫の本しか見ないとか・・・

 

こういうお子さまは、たくさんいらっしゃいます。

 

しかも、

 

男の子の場合には、珍しいことではありません。

 

まあ、普通にあることです。

 

もし、お子さまがウルトラマンゴジラの本が大好きなら、

 

それをたっぷり読んであげましょう。

 

そうして、「本」に馴染むところから始めて、少しずつ

 

読み聞かせの「幅」を広げていくと良いと思います。

 

男の子なら、恐竜や古代生物の本にも興味を持つことが多いものです。

 

また、くじらや、象やサイなどの大型動物に興味を持つかもしれません。

 

今までの経験からすると、 ウルトラマンゴジラが大好きな子は、

 

飛行機や船などの「大きな乗り物」に興味を持つことが多いようです。

 

自動車や電車、新幹線などに興味を持つ可能性もあります。

 

お子さまによって関心の対象が異なるので、

 

一概に「コレ!」と言うことはできません。

 

図書館で、いろいろな本を借りてみませんか?

 

そうやって、いろいろと試すのもお子さまとお話しするチャンスです。

 

お子さまの興味を持ちそうなものを一緒に探してみてください。

 

大人が「読ませたい」思うような名作とか、

 

ご質問されたような「道徳的な本」などに

 

いきなり興味を持つというのは少し難しいかもしれません。

 

あせらないで、お子さまと一緒に「読み聞かせ」を楽しみましょう。

 

無理やりに、嫌がる内容の本を押し付けて、

 

お子さまが「本嫌い」になってしまっては元も子もありません。

 

現在の子供の興味を満足させながら、

 

少しずつ、読み聞かせの幅を広げてあげることが大切だと思います。

 

また、「嫌がる」お子さまに対して無理やり本を押し付けて、

 

その結果、  お子さまが「本嫌い」になってしまっては

 

取り返しがつかないことになります。

 

「本好きにする」という考えから離れて、

 

もっと別の視点から考えてみましょうか。

 

もしウルトラマンが好きなら、それを究めるように

 

励ましてあげるのもよいと思います。

 

ウルトラマンショーに連れて行くとか、

 

ウルトラマンの着ぐるみをプレゼントするとか、

 

 ウルトラマンのビデオを全部見せるとか、

 

ウルトラマンの絵を描かせて褒めてやるとか、

 

 ウルトラマンの本を書かせるとか、

 

ウルトラマンクイズを作らせるとか・・・。

 

とにかく、

 

ウルトラマンに熱中してもらい、 それを究めるように

 

お子さまを励まし、そして応援するのです。

 

 そうすると、とっても良いことが二つあります。

 

 

良いこと:1 子どもが主体的に成長する!

 

お子さまは、あるテーマを究める中で

 

自分の好きなことに熱中できます。

 

自分のテーマに熱中する「楽しさ」を味わうことができます。

 

この熱中体験は、人が主体的に生きていく上で非常に大切なことです。

 

熱中体験が豊富な人は、自分でイキイキと

 

「やりたいこと」を見つけることができます。

 

そして、自分であれこれ工夫して

 

その楽しみを、グングン深めていけます。

 

子供の頃、ウルトラマンに熱中した体験から、

 

そのノウハウを身につけているからです。

 

反対に、熱中体験が乏しい人はあまりパッとしません。

 

そもそも、自分がやりたいことを見つけることができません。

 

仮に見つけたとしても、探究心を持てません。

 

ワクワクしながら楽しむ方法も知りません。

 

自分の興味を大きく育てるコツが

 

いつまでたっても身につかないのです。

 

その結果、先生から言われたことは

 

しかたなくシブシブやるだけ。

 

当然ながら、大人になっても自分の力で

 

ワクワクする夢を見つけることはできません。

 

イキイキした目標を持って、 主体的にがんばることもできません。

 

・・・こういう人が、最近 かなり増えているようです。

 

良いこと:2 子どもが自信を持つようになる!

 

一つのことに熱中してそれを究めると、どのお子さまも、

 

「自信」を持ちます。

 

先ほどの場合でいうと、

 

「自分はウルトラマンについてはぜ~ったいに、誰にも負けない!」

 

という、お子さまの自信が生まれます。

 

子供のときにこのような自信を持つことはとても大切です。

 

 将来の自分自身に対する自信につながるからです。

 

きっかけとしては、

 

お子さまが関心を持つものであれば、どんなことでも構いません。

 

 大人からすれば

 

「たわいもない・・・」

 

と思えることでも、良いのです。

 

 どうか、お子さまを何かの「博士」にしてあげてください。

 

ウルトラマン博士」になれた子は、

 

ほかの「博士」になることもできるのです。

 

ウルトラマン道」を究めた子は、

 

ほかの「道」も究められるのです。

 

 それは、もしかしたら「なわとび」かもしれません。

 

ピアノかもしれません。  漢字かもしれません。

 

もしかしたら、算数かもしれませんね。

 

昆虫、自動車、料理、メカニック、地理、ビジネスパーソン・・・。

 

 お子さまの可能性は、どんどん広がってゆきます。

 

 

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