「認知能力+非認知能力=生きる力」
でおなじみ、学研教室です。
(和歌山市にある堀止教室のブログです)
いつもご覧いただきありがとうございます。
言語能力の育成に、読書は書かせない要素です。
しかしながら、
テレビやゲームなどに囲まれた今の子どもたちは
ほとんど本を読まないようです。
本を読むのがなぜイヤなのかをたずねると、
「知らない言葉が出てくるから」
というのが一番多い理由だそうです。
「学力はこうして伸ばす」の著書である
陰山 英雄先生は、子どもたちに常に辞書を
引かせていたとのこと。
そして調べた言葉は
「言葉ノート」に書かせていたそうです。
小学校1年生くらいだと、まだ遊びと学習の区別がないので、
どんどん辞書を引かせて楽しみながら学ばせてあげるのも
いいですね。
辞書をひくことと、
漢字や熟語を知ることで文章のパーツとなる
言葉を判断する力は高まっていきます。
また、書く力を伸ばすためには、
「とにかくたくさん書かせる」ことです。
機会があるごとに、様々な思いや気持ち、
学習したことを書かせましょう。
子どもは作文というと、良い文章を書かなければ、
という意識が強くなりなかなか書けません。
しかし、量を書かせることでその意識が薄れ、
自分の思いをどんどん言葉にできるのです。
そして、たくさん書くことで文章への抵抗がなくなったら
次の段階は「良い文章を書く」です。
これにはやはり良い文章に触れるのがベストかと思います。
そのために役に立ってくれるのが新聞のコラムや社説です。
書き写しや音読がおすすめです。
社説やコラムなどは、
選り抜きの文筆家が書いているため、
その文章を書き写したり音読することは、
良い文章の感覚を磨く最も効果的な方法です。
「習うより慣れろ」
どんどんとやらせてあげてみてくださいね。
(参考図書 陰山 英雄 「学力はこうして伸ばす」)
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