学研堀止教室のブログ          

学びや子育てなどについてのブログです

学校になじみにくい小学生のお子さまを持つお母様へ

~「話し方」と「接し方」を変えるだけで、

        約30%の不登校問題が解決⑧~

 

いつもご覧いただきありがとうございます。

 

前回までは、

心が通う話し方 
キーワード&キーフレーズ集

 

をお送りしてきました。

 

が、ここで、 

注意していただきたいことがあります。 

 

それは、

 
はげましの言葉は使わない


はげましの言葉は、 
使いこなしが非常に難しいです。 


ほとんどの場合で、後述する 


「ギャップ」

 

ひっかかってしまいます。 


つまり、良い話し方にならないのです。

 

たとえば、 


親「大丈夫。がんばってみようよ」


→お子さまの感じ方 


“もう十分がんばってきたのに… 


これ以上もっとがんばれっていうのか…" 


となるのです。 


一概にはげましが全てダメではありませんが、 


この言葉を向けるべき相手と 


シチュ工—ションを見極めるのは、

 
正直結構難しいです。 


したがって、お子さまに 


はげましの言葉は使わない方が無難です。 

 

では、コミュニケーションについて:


お母さんは、お子さまと話すとき

 
次の7つを守ってください。 


1. 手を止め、体と顔をお子さまに向け 
 
2. お子さまの目をしっかり見て目線を合わせ 
 
3. やさしい声(穏やかな声、明るい声)で 
 
4. すぐ返事する、即応答してあげる 
 
5. よく聞く、「うんうん」とうなずく 
 
6. 共感してあげる、全肯定してあげる 
 
7. 親は自分の言いたいことを、ゆっくりやさしく話す 


これらは、ものすごく大切なことです。

 
この7つに、愛着関係の作り方の真髄があります。

 

まさに、コミュニケーションの中核です。 


しかし、現実的には、これがなかなか難しい。 

 

私もなかなかできませんでした。


ましてお母さんたちは忙しいですから・・・。 


でも、次のようなことを、ついやっていませんか?


・よく聞きもしないで、否定・反論・アドバイス
 いきなり行う


・目を見ない

 ケータイをいじりながら、或いは、
 テレビを見ながら話す


・自分の言いたいことだけを一方的にまくし立てる


・お子さまの話を聞こうとしない


・お子さまの話を無視する


・お子さまの話を、最後まで聞かない


・・・などなど。

 

お子さまが何か言ったら、 


お母さんは手を止め笑顔で目を見て 


「うんうん」 
 
「そうかそうか」 
 
「へえー」 
 
「そうだよねー」 
 
「なるほど」 
 
とうなずいて、じっくり聞いてあげて下さい。 


最後まで、きちんと聞いてあげて下さい。 


それだけでOK です。 
否定・反論・アドバイス一切しないでください。 


しつこいようですが、大切なことなので念のため、もう一度。 


否定・反論・アドバイスは一切しないこと。

 

もし、あなたが会話の中で相手から 


「いや、でも、だって、けど、しかし」 


といつも言われたら、どう感じますか? 


やっぱり、否定反論はいやですよね。 
  
聞いてもらっている感じがしませんよね。

 
つまり、安心できないんです。

 
加えて、聞きたくもない時にアドバイスしないように

 
ご注意下さい。 


「ああしたらどう? こうしたらどう?」 


「ああしたほうが良いんじゃない?

 
こうしたほうが良いんじゃない?』 


などです。

 

このアドバイス

 

相手(お子さま)が聞いてくれることは 


99.99%、ありません。 


でも、相手から求められたとき。 


このときのアドバイスは、OKです。

 

次回に続きます。

 

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