学研堀止教室のブログ          

学びや子育てなどについてのブログです

学校になじみにくい小学生のお子さまを持つお母様へ

~「話し方」と「接し方」を変えるだけで、

        約30%の不登校問題が解決⑪~

 

いつもご覧いただきありがとうございます。

 

前回からの続きです。

 

今回は、ワークから始めてみます。

 

ワーク「安心を与える」 


それぞれのご家庭で、お子さまに対して 


何をしてあげれば安心を与えることができるか、


そのアイデアを書き出してみて下さい。

 

今までの記事を参考にしていただき、

 

一度やってみてください。

 

それぞれのご家庭毎に正解があると思います。

 

 

お子さまとの良い向き合い方 について


これまでご説明してきた方法をまとめると、 


「良い向き合い方」が生まれます。 


それは、 受容・共感・待つことです。 


この3点セットは 


お聞きになったことがあると思います。

 
正しい意味を3つの因子理論で 


一緒に確認してみましょう。

 

受容 
→お子さまの現状や行動を受け容れてください 
(ただし、家庭内暴力などは別です)。 


学校へ行かなくても、朝起きなくても、

 
1日中ゲームをしていても、

 
それで良しとしましょう。 


つまり、 


親と子の考え方のギャップをなくし、 


受け容れるのです。

 
当人の本意に沿った対応をすることが重要です。 

 

共感 
→お子さまと感情を共有します。 


お子さまの気持ちを共に感じてあげます。 


お子さまが 


「つらい」 


「イヤだ」 


「こわい」 


などと言ったら、その感情に理解を示し、 


お母さんもその感情を共有してみてください。

 

難しくても、少しでも近づけるようにしてみてください。 


これによって 


親子の愛着関係を、もう一度築き直すことができます。 

 

待つこと 
→愛着関係を、もう一度築き直すことによって


お子さまには 


「探索行動」

 

が生まれます。 


この「探索行動」が、 


「自発的に学校へ行く!」 


という気持ちを生み出す源です。 


「探索行動」が生まれるまで待ってください。

 
最も重要なことは、 


当人の本意に沿った対応をすることです。

 

向き合い方の極意 


一言で言うならば、 


「赤ちゃんに接するように」です。 


みんなニコニコ笑顔で抱きしめ、

 
全てを暖かく受け容れます。 


赤ちゃんが泣いたら 


「どうしたの?」

 

優しい応答をしますよね。 


無視したり、 


「うるさい、泣くな、わがままだ」

 

などという人もいません。 


赤ちゃんに要求する人もいません。


否定反論する人もいません。

 
怒鳴る人も、当然ながら、いません。

 

「子宝」ですからね。 


宝物を乱暴に扱う人は一人もいません。 


あなたのお子さまは、成長して

 
大きくなりました。・・・でも 


これを続ければいいんです。 


実に簡単な話です。 


なお、「子供扱い」とは区別して下さい。 


「親の威厳を捨てろ」 


という意味でもありません。 


「先回り」と「お膳立て」はやらないで下さい。

 
くれぐれも、お願いします。 

 

この方法の改善効果 


ここまでお伝えしてきた方法を 


誠実に、着実に実行してください。

 

そうすれば、 自発的な再登校ヘと導くことができます。

 
それのみならず、 


・自発的に物事に根気強く取り組む 
 
・社会と関わる意義を自ら見出す 
 
・他人と健全な関係を安定して築くことができる 
 
・精神が健全に発達する 
 
・身体が健全に発育する 
 
・知能が健全に発達する 


という効果・メリットがあります。 

 

次回に続きます。

 

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