学研堀止教室のブログ          

学びや子育てなどについてのブログです

学校になじみにくい小学生のお子さまを持つお母様へ

~「話し方」と「接し方」を変えるだけで、

        約30%の不登校問題が解決⑩~

 

いつもご覧いただきありがとうございます。

 

前回からの続きです。

 

コミュニケーションの例

 

4)優しい口調と言葉を使う 


優しい口調・言葉を使って下さい。

 
優しく穏やかな言葉、口調で話してあげて下さい。

 
目が覚めている間は、「ず~っと」です。 
 
1年365日、 「年中無休」でお願いします。 


きつい言葉、汚い口調、冷たい言い方を

 
もしなさっていたら、改めて下さい。 


なかなか難しいかも知れませんが、 


できていないお母さんも多いのでは・・・

 
と感じています。 

 

5)敬意を持つ 


一人の人間として、

 
敬意を持って接してあげて下さい。 


お子さまを尊重しましょう。 


お子さまは、お母さんの私有物ではありません。 


あなたが 敬意を持って接すれば、

 
お子さまも、フツ~に 


敬意を持って接してくれますよ。

 

6)家族の和を作る 


「ああ、この家にいたら、 やっぱり安心! 心がホッとする」 


とお子さまが感じられるような雰囲気を作ってください。 


これも愛着の重要なポイントです。

 
・夫婦(両親)間の和

 夫婦がお互い笑顔で、ニコニコ目を見ながら

 穏やかに話をする。 
 (コレ、非常に大切です) 


・祖父母様の世代は、不登校に対して

 
 理解がない人が多いですが、 


 キチンと話して理解を求め、常に笑顔でいてもらう。 

 

・お母さんと祖父母様はアルコールをやめる

 少なくとも酔った姿をお子さまに見せない。 
 (親のアルコール依存は、深くなるほど 
 お子さまの精神に強い悪影響があります) 


・その他の悪癖をやめる


・愚痴や他人の悪口、批判非難を言わない。 
 (これらを聞かされて育ったお子さまは、 
 人格障害を起こす可能性が高いこと、ご存じでしたか?) 


・お子さまの前でカネの話をしない

 お金のことを言わない。

  損得勘定で判断しない。カネのことより、 
 人間らしさ、心と優しさを優先させる。 
 (大切なのでお金を否定するつもりはありませんが、

  ちょっと複雑ですね。。。)

 

・兄妹姉妹にも理解を求める 
 「何でコイツだけ学校行かなくていいんだ!」
 などと、感違いや、変な妬みが生まれないように注意する。 
 以上がキチンとできていないと、 他の点に注力しても、 
 その努力が「空回り」する怖れがあります。


それぞれのご家庭の事情に合わせて、 考えてみて下さい。

 

7)守る、保護する 
 我が子を、悪いストレスから守ってあげて下さい。 
 脅威にさらさないで下さい。 
 親に守ってもらうことが、 
 お子さまの正常な生育に必要な、第一の条件です。 
 いじめやトラウマ、学校の脅威から 
 お子さまを守るのです。 
 お母さん・お父さんが 盾になって闘って下さい。 

 

以上が、おススメする愛情の伝え方です。 


「お子さまの安心と安全の欲求が満たされる 


とても好ましい養育環境」 


安心とは、心が安らぐこと。 


安全とは、適切な保護を与えられること。 


「我が子をあるがままに受け容れ、 


愛情を正しく伝える養育環境」です。 


これらの本質は、愛着理論の専門用語で

 
「引き寄せ」といいます。 


一言で言えば、 


「お子さまを暖かく受け容れる」

 

ことです。 

 

次回に続きます。

 

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