学研堀止教室のブログ          

学びや子育てなどについてのブログです

学校になじみにくい小学生のお子さまを持つお母様へ

~「話し方」と「接し方」を変えるだけで、

        約30%の不登校問題が解決③~

 

いつもご覧いただきありがとうございます。

前回からの続きです。

 

「改善の第一段階を目指す 」


不登校・引きこもりの改善は、 


「必ず!」といって良いほどに


いくつかの「改善ステップ」があります。 


ここでご紹介するのは、徹底して

 
まずは

 

「第一ステップの改善を目指す」 


という方法です。

 
第一ステップというのは、たとえば 


・身体の症状のきついお子さまは、症状が治まる 
 
・精神的に色々不安定なお子さまは、安定さを取り戻す 
 
・無気力なお子さまは、徐々に気力を回復する 
 
などです。

 

「改善効果のある話し方と接し方」 


ここでは、まず、シンプルな

 
やり方をお伝えします。 


いずれも、母子の関係を深めて、 


心温まるコミュニケーションを 


構築するための効果的な方法です。

 
目的は、ハッキリしています。

 
・愛着関係を作り、深めていくこと。


・ギャップと先回りをやめること。

 
このための、具体的な方法論です。

 
でも、その前に 


「愛着関係」とは? 


「ギャップと先回り」とは? 


この二つを、簡単にご説明します。 

 

愛着とは・・・


使い続けているタオルや

 
ずっといっしょにいる人など、

 
慣れ親しんだ物や人に心を惹かれて、 


特別な思い入れを感じることを言います。 


お子さまにとって、初めて愛着がわく存在は、

 
当然ながら、親(養育者)です。 


それは、単純に慣れ親しんだ存在 


という意味だけではありません。 


お子さまにとって、 


愛着がわく人との関係を築くことは 


生きるために必要な支えであり、 


その支えがあるからこそ 


お子さまの心は成長し、 


身体機能も成長してゆきます。 

 

そのため、お子さまは 


最も身近にいる親に対して 


積極的に愛着がわく行動をとり、 


お互いの愛着関係を築こうとします。 


そして、親は 


お子さまの愛着行動を理解し、

 
応えてあげることで、 


愛着関係をいっしょに築いてゆきます。

 
そしてギャップとは、次のようなものです。 


・当人の本意や意志とギャップがあること。 


・当人の自信やイメージとかけ離れていること。

 
これらを押しつけられる度合いが強い程、

 
お子さまの精神が不安定になります。 


詳しくは、どちらももう一度解説致します。

 

次回は

お子さまに愛情を伝えるとき

というテーマでお伝えしていきます。

 

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